デジタル食育活動に学校給食センターの調理動画を活用

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フードサービス事業を行うメーキュー株式会社(本社:愛知県名古屋市守山区 代表者:山本 裕康)は、受託先である三重県の学校給食センターと連携し、小学校の食育授業に活用する調理動画の制作・提供を行いました。

デジタル技術を活用して効果的に行う食育活動

「デジタル食育」とはデジタル技術を活用して、効果的に行う食育活動のことを指します。例えば、オンライン会議を活用した食育活動、食育動画の作成・公開、Webやブログによる食育情報の発信、学校現場でのタブレットを活用した食育などがあげられます。

小中学校では現在タブレットの1人1台端末の整備や学習アプリの導入などDXが進んでいます。一方、メーキューでもデジタル発信の強化に取り組んでおり、YouTubeチャンネルのクッキング動画や作業マニュアル、社内連絡などに動画を積極的に活用しています。

毎日の給食がどうやって作られているかを知るきっかけに

今まで食育授業において、施設見学などで給食センターを見学することはありましたが、見学の時間も限られており、すべてを見てもらうことが難しいという課題を抱えていました。そこでメーキューで制作している動画を紹介したところ、学校給食センターの調理から完成までの動画を制作、授業で生徒たちに見てもらうことで、多くの児童・生徒に給食ができるまでの工程や自分たちの食べているものへの理解、給食に興味・関心を持ってもらえるのではないかと、今回の「デジタル食育」の取り組みにつながりました。

児童・生徒に人気の「ビビンバ」調理風景

小学校の食育授業に活用

市の食育方針として「毎日の給食が誰によってどのように作られているかを知ってもらい、感謝の心をもって残さず食べようという心を持つ」をテーマに食育を実施しています。小学校の食育授業にてプロジェクターで映し出した動画を見ながら、給食が出来るまでを説明・紹介しました。「説明テロップや調理内容がとても丁寧に作られており、次回もお願いしたい」とのお言葉をいただきました。また食育授業で動画を見た児童からも「作り方をみて驚いた」「残さずに給食をたべる」などの感想もいただきました。

今後もデジタル食育に向けた連携を強化

目にする機会の少なかった給食の調理工程などを従来の工場見学や写真、文字だけで伝えるのではなく、実際の映像を動画にすることで、給食に対する児童、生徒たちの理解、考え方の一助になれるようデジタル食育分野において今後も連携、取り組みを継続していきます。食育動画の作成や公開、Webサイトやブログによる食育情報の発信、学校現場とのデジタル食育の連携、支援ができるよう、教育資料の制作・提供も継続して取り組んでいきます。

また、更なる発展としては、オンラインによる調理現場とのリモート中継など自分たちが食べる給食について、どこの誰が作っているのか、より親近感を持って自分事として捉えてもらえるように取り組みを拡充していきたいと考えております。授業だけに留まらず、小中学校における1人1台端末の整備がほぼ完了している現状と併せて、いつでも食育に対する学習ができるようデジタルコンテンツの拡充、動画配信サービスを活用したアーカイブ動画を残しておくことでいつでも誰でも食育動画を活用した学習ができる環境づくりにも力を入れていきます。

 

動画はこちら>>https://youtu.be/5Kh7auJM9cU

 

 

【本件におけるお問い合わせ先】

営業推進本部 営業推進部 浦部・金村