こんちには!営業企画部の西川です。
近年、食生活の変容に伴い「高齢者の肉嗜好」が高まっています。
当社の受託施設においても「肉メニューの提供を増やして欲しい」、中には
「ステーキが食べたい」という意見もあるほどです。
喫食者の嗜好のみならず、貴重なたんぱく源として食べていただきたい反面
部位や調理法によっては、固い、パサつくといった高齢者には食べ辛いもの
になってしまいます。
そこで「高齢者にも食べやすい肉メニュー」の試作・検討を行いました。
1品目『豚肉と杏子の紅茶煮』です。
ポイントは、煮出した紅茶で豚肉を煮ることです。紅茶のタンニンの作用で、豚肉を
柔らかく、サッパリと仕上がります。
2品目『やわらかあんかけ松風』です。
長芋とはんぺんをフードカッターにかけたものを加えることで、シットリ・ふわふわな食感に
仕上がります。和風あんをかけることによりパサつき感もなく、高齢者にも食べやすくなります。
3品目『高野豆腐の肉巻き角煮風』です。
高野豆腐に、薄切りの豚バラ肉を巻いて煮ます。豚の角煮のような肉塊では食べ辛い高齢者の方でも
食べやすく、たんぱく質は豊富でありながらカロリーも抑えられる角煮のアレンジメニューです。
実は、このメニューの原案は、社内栄養士からの公募「メニュープランニング」で提案のあったものです。
社内において広く提案できるメニュー(レシピ)とするため、試作・検討を実施しました。
冬以降には高齢者施設等での提供を予定しています。
次回のブログもお楽しみに☆