背景と課題

当社は日産自動車グループの一員として、自動車用エンジンやトランスミッション、減速機などの開発・製造を行っています。メーキューさんとのお取引が始まったのは、40年以上前だと聞いています。現在は本社と工場の全6拠点で、食事の提供をお願いしています。食事のクオリティはもちろんですが、スタッフさんは元気よくあいさつしてくださり、お客様が来社された際にもきちんと対応してくれる、そういった信頼性があるので長くお付き合いができているのだと思います。

かつて、社員食堂は「早く食べておなかを満たす」だけの場所でした。しかし今は従業員の嗜好の多様化や健康意識の高まりなどから、食事に対する考えも変化してきました。当社としても、より働きやすい職場環境をつくり、従業員のモチベーションを高めていくために、食事は大切な要素の一つだと認識しています。

価値を感じる部分

当社は健康経営に取り組んでおり、メーキューさんにはスマートミールの導入や、サラダのボリューム増加、一部のメニューに減塩しょうゆを使用するなど、従業員に対する健康サポートにご協力いただいています。

最近では、オンラインでのアンケートや、食堂に情報掲示・交流用のブラックボードを設置するなど、従業員から意見を出しやすい仕組みづくりにも対応を強化してもらいました。

従業員は「このメニューがおいしかった」という感想や、「最近デザートが少ない」なんて意見など、気軽に書いてくれているようです。先日、私がブラックボードに「コショウを置いてください」と書いたら「わかりました」と返事があって、その後すぐに設置してくれました。いいコミュニケーションが生まれていると思いますし、細かいオーダーもすぐに反映してもらえるのがありがたいですね。

毎月のフェアや新メニュー開発も積極的にご提案いただいています。今後もメーキューさんには次から次へと新たなチャレンジをしていただき、われわれも最大限それをフォローしていかなければと思っています。

今後の展望と期待すること

今後は、厨房設備の改善提案などもお願いしたいですね。大掛かりなことはできないかもしれませんが、改良できるものはどんどん対応していきたいです。

その他にも、残食による廃棄を減らすための予約制の導入や、健康セミナーの開催など、検討するべきことはたくさんあります。メーキューさんはわれわれにとって、従業員満足度を高めるためのパートナーです。まだまだ道半ばですが、これからも一緒に取り組んでいただきたいです。